新禧錄 2022
敬 頌 新 禧
昨年は何かとお世話になりまして、ありがとうございました。
2021年もおかげさまで無事過ごせました。
やれ大掃除、やれおせち、やれ初詣だ、と周りが慌ただしくなるにつれ、醸成される年の瀬の雰囲気。
年末年始になるたび、実家の頃を思い返します。
ところが、三が日全てをバイトに捧げたり、一人暮らしを始めたり。いつしか、お正月は日常に飲み込まれ、ただの平日になりました。
節目がないと、日々が淡々と無限に続いていくようで、こんなにも苦しいんですね。
やはり、お正月”感”は大切です。
あの手この手を尽くして、お正月を演出して、特別感を出すことが幸せへの第一歩……
なのかもしれません。
お正月の行事といえば年賀状。
私の会社では年賀状を出し合う文化がまだまだ根強いですが、みなさまはどうですか。
メールで済ませるのが、当たり前なのでしょうか。
年賀状と云うと、「去年」は「去る」の縁起が悪いので「昨年」や「旧年」を採用するそうですね。
と、今の説明でうっかり使ってしまいましたが……
来年はこのような粗相がないよう善処します。
月並みですが、来年も共にこの日を過ごせますよう、みなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
2022年も変わらぬお付き合い、何卒よろしくお願いいたします。
令和4年 元旦
相沢睦
P.S.
タイトルは「しんきろく」。
これまた深い意味はないけれど、縁起は良さそうな名前にしました。
1/1の年賀状もどき、7/7の暑中見舞いもどき。
日本の伝統を引き継ぎたい! 気持ちはないけれど、先人たちが作った感謝を伝える文化。ここぞとばかりに普段言えない感謝を文字に込めて伝えます。
2022年、便乗できるものには、なんでも乗っかっていきますよ。